薄雲御所 慈受院門跡 所蔵 大織冠絵巻 | 恋田知子 釈文 解説

【商品名】 薄雲御所　慈受院門跡　所蔵　大織冠絵巻 / 恋田知子 釈文・解説 『大織冠絵巻』刊行の意義 京都市上京区にある尼門跡慈受院には、上下二軸からなる貴重な物語絵巻が伝存する。 藤原鎌足を主人公とし、海女の珠取りを描く物語である幸若舞曲「大織冠」の詞章を絵巻二軸に仕立てたものである。 大織冠の物語は、舞曲成立当初はもとより、江戸時代においても広く愛好され、多くの絵巻や奈良絵本、屏風絵などが現存しており、幸若舞曲のなかでも、最も絵巻・絵本化された作品のひとつである。 本絵巻の最大の特徴は、現存絵巻・奈良絵本のなかで最も多い、上下巻あわせて四十図の絵を有する点である。 加えて、絵画化された場面、構図、詞書と絵の一体化、本文系統にいたるまで、大英図書館蔵絵巻『たいしよくはん』(下巻のみ)にきわめて近く、大英絵巻の欠けた上巻部分を補う、貴重な伝本と位置づけられる。 室町期に制作された物語絵巻を彷彿とさせる素朴な筆致や質感など、原本の雰囲気をフルカラーで再現することで、その全容を一望することができる。 【付属品】 写真の物が全てになります。 【商品状態】 ・ほぼ新品/スリップも取らない状態で保管しておりました。カバーの表側に保管時についた傷があります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●ご注意事項 ・商品状態についてしっかりとご確認くださいませ。 ご不安な方はご購入の前にご質問をいただきますと幸いです。 ・写真はスマホ(iPhone)で撮影しています。ご利用のスマホ・PCの環境によっては写真の写り具合に差が出ます事をご了承下さい。 ●配送と梱包について ・発送は2日以内と記載しておりますが、出来る限り早めの発送対応をしております。 ・安全にお届け出来るように商品に最適な梱包をします。梱包材は一部再利用の物を使う場合も御座います。予めご了承ください。 【2502/09-HAG】