約2000年前 古代ローマ ラージフォリス銅貨

ご覧いただきありがとうございます。 •発行時期: 286～310年 •材質: 銅貨に銀メッキ（Silvering） •種類: ラージフォリス（LG Follis） •帝王: マクシミアヌス（Marcus Aurelius Valerius Maximianus） •等級: MS-60（未使用・ほぼ完全な状態） •認証機関: National Numismatic Certification •認証番号: 2336364 表面（オブバース / Obverse） •肖像: 月桂冠を戴いたマクシミアヌスの右向き横顔 •刻印: 「IMP C MAXIMIANVS P F AVG」 •IMP = Imperator（皇帝） •C = Caesar（カエサル、皇帝の称号） •MAXIMIANVS = マクシミアヌスの名前 •P F AVG = Pius Felix Augustus（敬虔で幸運なアウグストゥス） 裏面（リバース / Reverse） •図柄: 右手に小さな勝利の女神（Nike）を乗せた玉（オーブ）を持ち、左手に笏（scepter）を持つユピテル（Jupiter） 背景 マクシミアヌスはローマ帝国の**テトラルキア（四分統治）**時代にディオクレティアヌスと共に西方の皇帝（アウグストゥス）として統治しました。この硬貨は彼の在位中、軍隊との結束を示すプロパガンダとして発行されたものと思われます。 このフォリスは、当時のインフレーション対策として導入された大型銅貨で、銀メッキ（シルバリング）が施されていましたが、流通とともに摩耗しやすかったため、現存するものの多くは銀メッキが剥がれています。 銀メッキが施されたフォリスの中でも、ここまで状態が良いものは市場でも珍しく、コレクションや投資目的にも最適です！