分銅5円札 模札

明治20年代に東京を舞台に贋札グループが登場。 (主犯は銀行員で一網打尽に逮捕された) 商店で買い物をしてお釣りをせしめていたようです。 明治時代中期に取り調べをした警察関係者の子孫から捜査資料と押収された贋札が千枚通しで穴を空けて、こよりを通して調書に現物資料として添付されて保管されていたそうです。 裏面には関塚元助　加藤半蔵 明治26年12月8日 罰金25円 の内容の墨書きあります。 製造したが、使う前に逮捕されて押収された ため未使用状態であると思われます。 サイズは分銅5円札と同じです。 犯人グループも言い逃れできるように？ 日本銀行を日本録行などと変えております。 分銅5円札は昭和14年に廃札になっております。