初代雲文のそろばん

先年お亡くなりになった初代雲文さんの23桁岩柘植玉の極上品です。40年ほど前に購入してから毎年眺めるだけでした。氏の作品を新規に購入するとなると販売価格の10倍以上の値段がついています。 ヴィンテージ算盤　初代雲文　２３桁　岩柘植玉 雲州堂さんHPより 初代永台と並ぶ、我が国そろばん史上屈指の名工。昭和26年雲州算盤品評会特等受賞。昭和30年皇太子殿下御成婚記念献上算盤。など、若い頃から幾多の受賞経歴。備後ツゲと云われる、岩ツゲの最上級品を贅沢に使い、玉一個ごとに芯の渦が見える。このような玉は現在では入手不可。河村式という競技選手専用の形態は、枠を薄く軽く仕上げることにより、玉の弾きが一層安定感を増してくる。このクラスの名工の短い桁のそろばんはたいへん珍しく、遊び心満載の贅沢品です。竹芯には、100年以上経た最高級煤竹（ススタケ）を使用し絶妙の玉の動きを保持している。 ２３桁岩ツゲ玉/河村式/本黒檀枠/桐箱入り（経年で桐箱は古びております） 　＊＊初代雲文さんは今年亡くなられたため未使用のものを手に入れることは困難になって来るでしょう。」＊＊