図録 松本俊介 回顧展 2020年 絶版

ご覧いただきましてありがとうございます。 生誕100年松本竣介展の図録です。 書棚を整理していましたら2冊ありましたので、状態の良い方を出品いたします。 2012〜2013年世田谷美術館他5館で開催されました。 ーその時画家は何を見つめていていたのかー 松本竣介は昭和前期の近代洋画史に、一種独特の足跡を遺した画家でした。新しい時代の絵画を標榜しつつも、過激なだけの前衛性や画壇での政治的栄達には背を向け、あくまでも個としての自由を貫きとおした凛然たる表現者でもあったともいえるでしょう。戦時下、都会の一隅にあって時代の趨勢や生活者としての現実をきわめて冷静に見つめながら、同時に絵画にみずからの生死を賭した彼は、わずか36歳という若さで病に倒れ夭逝してしまいます。 しかし、その厳しくも清廉なる画家精神は、作品の中に今なお息づいており、多くの人々を魅了しつづけています。少年時代を過ごした盛岡で13歳の時に聴覚を失ってのち画家になる決意を固め1929年上京、以後20年間の短いながらも起伏に富んだ竣介の画歴を、本展では大きく4つの章に分けて紹介します。 Ⅰ前期　二科展を舞台に頭角を現す　都会の諸相が 　　　テーマ Ⅱ後期:人物　人物画　代表作《立てる像》 Ⅲ後期:風景　静謐な風景画　都会風景 Ⅳ展開期　敗戦後他界する前に着手した新たな画風 油彩約120点、スケッチ帖や書簡などの資料約180点で不世出の才人・松本竣介の足跡をつぶさに振り返ります。 表紙は《白い建物》1941年宮城県美術館蔵 パンフレットは《Y市の橋》1943年　 　　　　　　　　東京国立近代美術館蔵 廃番・絶版・希少本 ◉購入に際して下記ご確認、ご了承の程お願いいたします。 自宅保管品です。  当方ペット・喫煙者はいません。普通の家庭の本棚での保管です。神経質な方、完璧なものをお求めの方はご遠慮下さい。他、経年劣化による変化はご理解の上購入のほど、お願いします。  ノークレームノーリターンでお願い致します。   落札後のキャンセルはできません。 海外には発送いたしません。 上記内容をご理解いただける方、どうぞよろしくお願い致します。傷汚れはないと思いますが、見落としがありましたらご容赦ください。